皆さんがあまり考えたくないけど、でもそのうち必ず訪れてしまう事。
それは
愛するペットとのお別れの瞬間
です。
私も正直考えたくないとは思いますが、どうしても人間より短命な動物が多いので、私たちは看取る側になってしまいます。
チンチラも20年生きたとしても、高齢の方にはペットショップ側が販売してくれないこともあって、私たちは見送る立場になりますよね。
ちなみに犬や猫などが亡くなってしまったときの方法は割と一般的なやり方が普及しているのである程度すぐにどうするか考えられるのですが、
それではチンチラはどうするべきなのでしょうか。
こんなことを考えたくはありませんが、
チンチラとのお別れの方法も多種多様なのをご存知ですか?
庭に埋める、お骨にする、その他いろいろな方法があるんですよ。よっこいぶろぐ。では、万が一のための方法をまとめてみようと思いますので、更新までしばらくお待ちください。
— ✨おじょうさま(インスタ開始!)✨ (@Ojy0_) November 11, 2020
そこで今回は『チンチラのお別れの方法は?さよならの前に心得ておくべきことを学ぼう』と題しまして、
お別れの方法も今は多種多様なので、皆さんの心に負担の内容に送り出せるように、今から考えておきましょう。
もちろんネガティブな記事内容にするつもりはありません。
チンチラさんたちへの感謝の気持ちを込めての準備という風にご紹介していきたいと思います。
チンチラの寿命については
-
チンチラの寿命はどのくらい?何年くらい生きるの?長寿記録も公開!
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こちらも参考にしてみてください。
火葬する
まずペットが亡くなったときにメジャーな方法としてすぐに浮かぶのが、火葬ですよね。
チンチラの火葬はどのくらいの金額になるのでしょうか、またプランはどのようなものがあるのでしょうか。
葬儀をする場合は、複数のペットと合同で火葬を行う合同葬儀や、単独で火葬する個別葬儀、人間のように飼い主が祭壇などでお別れの会をし、火葬をする立ち会い葬儀など方法がたくさんあります。
これではどうしたらよいのかわかりませんよね。
葬儀屋さんの選び方
では、主なプランの説明の前に、葬儀屋さんをどのように選ぶかを簡単にご紹介します。
参考
- 数社に見積もりを取る事
(葬儀屋ごとにプランや金額は大きく違います) - 見積もりをするときには全長や体重、猫ではなくネズミのチンチラであることをしっかり伝えたうえで
しっかりと書面に出してもらう事(その際オプションの有無や詳細も明記してもらう事) - 近くにペット火葬をしているお寺や施設があればしっかり調べ上げること
- 経験者などに手順や金額を聞く事
(数名に聞いて値段やプランを比べて判断すること) - チンチラを火葬した実績があるかを調べること
- 口コミの情報をできるだけ入手すること
- 土日祝の対応状況などの詳細
- チンチラを引き取る際の出張費がプランに含まれているのかの確認
これをしたうえで、自分に合った方法を選んでいくのが一般的です。
もちろん地域やプランによって大きく金額などは左右されますが、ある程度の金額を知っておくことはいい事ですよ。
①:海洋散骨
まずは、海洋散骨です。ペットの葬儀屋にお願いをし、ご自宅にてお焼香などをした後、葬儀屋にチンチラを引き取ってもらいます。
その後、火葬をして、その骨を持って船に乗って国に認められている散骨可能なポイントに向かい、その後海に撒きます。基本は合同で撒くことが多いです。
この場合は、自然にチンチラを還すという意味合いが強く、返骨を受け付けていない事も多いです。
また、散骨が終了したあと、散骨証明書が郵送されてきて、そこにどのあたりでどのように散骨したかなどを書類でもらう事ができます。
料金は8,000円から15,000円程度となります。
※体長・体重により異なります。
②:自宅供養
続いて自宅供養です。ペットの葬儀屋にてお焼香後、火葬をし、骨壺や骨袋に入れてもらったものを返骨してもらいます。
この時粉骨までしてもらえるところも多いです。
その粉骨した骨を、自宅の庭などに埋めたり、お墓に一緒に入れたり、一部手元に残しておくことができます。
料金は10,000円から15,000円程度となります。
※体長・体重により異なります。
③:骨上げ
最後に骨上げです。こちらは人間のお葬式と同じで、お焼香をして火葬をした後、箸で遺骨を拾い、骨壺に入れます。
最近はペットは家族であるという考えが広く浸透していますから、骨上げまでしっかりと行う事が多いです。
骨上げをしながら、しみじみと思い出に浸るという意見も多く見受けられました。
また、骨上げ以前の火葬場での立会ができるプランなどもあります。
料金は17,000円から25,000円程度となります。
※体長・体重により異なります。
金額に関して
今回金額を明示するにあたって参考にしたサイトは以下の通りです。
ただし、金額に関しては動物霊園やお墓を用意していない金額になります。
火葬後のお墓代などは、様式によりかなり金額の差が出るため、今回は割愛させていただきました。
葬儀屋さんや火葬施設などに問い合わせてみるといい回答がもらえることがあるようです。
ペットの自宅墓制作や散骨についてのおすすめページ(Memorial taiyo)
また、ペットとずっと離れたくない!という方のためにこんなサイトもおすすめします。
現在、ペットの移動火葬車が一般的になってきていますし、火葬後は遺骨を返骨してもらう方が大多数だそうです。
遺骨を自宅で供養したいと思うと、きちんと洗浄・消毒・密閉することで長期間保存につながるようです。
こちらの会社さんでは、独自の処理の後、高級クリスタル墓に納め残ったご遺骨は自社ボートから散骨代行してくれるとのこと。
ポイント
・ご遺骨の防カビ防菌処理を行う
・白い遺骨を手作業で選別する
・最高級クリスタル墓を制作
・自社ボートで神門(関門海峡)散骨ポイントに散骨代行する
このような手順になるそうですので、気になる方はぜひ見積もりしてみて下さい。
焼かずに埋める
続いて埋めるという方法です。
亡くなったチンチラをそのまま庭などに埋めるという方法です。
この場合の注意点は、
注意ポイント
- 浅く掘りすぎてカラスや猫に掘り返されないようにする
- しっかりと土の量を用意しておく
- 埋めたらきっちり踏み固める
になります。
例えば大雨や台風などで土が飛んで行ったり、何かの拍子に出てきてしまう事があり得ますので、4,50センチは掘って埋めた方がいいです。
動物に食べられてしまうとさらに悲惨なことになりますので、特に野良猫やカラスが多い地域ではさらに深く掘って埋めても良いでしょう。
剥製にする
また、変わった方法にはなりますが、ペットの剥製を承っている会社もあります。
剥製ですから、内臓などを取り出してきちんと処置をし、元気でいたころのまんまの姿で戻ってきます。
きちんと温度や湿度を管理して直射日光などが当たらないようにすることで長持ちさせることができます。
金額は、3万円~7万円前後だと考えてください。
剥製にすることを行っている会社さんはこちらになります。
詳しい見積もりや剥製の方法なども掲載されていますので遺骨になって姿が変わってしまうのが嫌な方、
生きていた時のままいつまでもそばにいてほしいと願う方は、こちらも検討してみてください。
ペットの毛をアクセサリーに
そして、最後におすすめのサイトをご紹介します。
それがこちら。
『ベビークリスタルネットショップ』です。
こちらは、赤ちゃんの誕生記念や、ペットの形見をネックレスにしてくれるというページです。
ペットの形見というのは、ペットの毛になります。
その毛をハート型に綺麗に入れた、クリスタルのペンダントにしてくれるのです!!
これなら仮に散骨にするとしても、いつでも大事なペットを身に着けておくことができますよね。
是非一度検討してみてください。
最後に
どうしても来てしまうお別れの瞬間。
考えたくありませんよね。
でも、お別れをして、幸せな旅路を進んでもらうようにエスコートするのも飼い主の最後の立派な務めです。
その時に、あなたはチンチラさんに何を思いますか?
ありがとう、待っててね。って穏やかにお見送りしてあげるためには、普段からの覚悟と準備が必要です。
この記事を書いている私ですら、覚悟ができているのかは正直不明です。
その時が来たら周りもはばからず取り乱してしまうかもしれません。
でも、チンチラさんはじめペットたちは、あなたたちがかけた愛情をしっかり受け取っています。
お見送りしてくれてありがとうと感じていてくれるはずです。
そのためにも正しい情報や方法で見届けてあげられるように、今のうちから学んでおきましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。