チンチラはげっ歯類という、歯が一生伸び続ける種類の生き物になります。
そのため、チモシーやかじり木などで歯をケアしてあげないと、不正咬合や歯のトラブルに見舞われがちです。
しかし、かじり木にもたくさんの種類があり、正直どのようなものを挙げたらいいのかわからないですよね。
しかもチンチラはこだわりがある子が多いので、ポイ!とされてしまうとかなりショック・・・。
チンチラにかじり木をあげてみたいけど、どんな種類があってどんな特徴があるのかわからない!
という方も多いですよね。そこでうちの子に10種類のかじり木を与えてみました。
(りんご・びわ・ぶどう・くわ・ブルーベリー・さくらんぼ・さくら・なし・栗・桃)レビューしていきます!#チンチラ
— ✨おじょうさま(インスタ開始!)✨ (@Ojy0_) December 31, 2020
というわけで今回は、『チンチラにおすすめのかじり木は?種類やレビュー、与え方を紹介!』と題しまして、
それぞれのかじり木の特徴やうちの子の食べている様子をご紹介します!
※今回はチャームさんの商品で比べてみました。
木の硬さ
今回ご紹介する木を硬さ順に並べてみました。
参考
- くり
- びわ
- くわ
- りんご
- さくら
- なし
- さくらんぼ
- もも
- ブルーベリー
- ぶどう
硬いものが好きな子、柔らかいのが好きな子、いろいろと好みがあると思いますので、是非参考にしてみてください。
参考資料:charm楽天市場店(ページ下部に表があります)
りんごの木(少し硬め)
まずはりんごの木です。りんごの木はチンチラの中でも一位、二位を争うくらい好きな子が多いです。
うちの子は、この木をかじるのではなく、樹皮をめくって遊びます。そのため、木の固い部分はそのままに、樹皮だけ剥がされて捨てられています(笑)
表面はこのようになっています。
樹皮が割とはがれやすく、細いながらもしっかりとしている印象です。
この樹皮をはがすと縦の繊維が綺麗に入っています。
香ばしくてほんのり甘い匂いがします。シナモンのようにも感じられます。
うちの子はこの細枝を一晩ですべてはがしつくしてしまいます。
びわの木(硬め)
続いてびわの木です。枝ぶりがしっかりしています。
表面に縦筋がしっかり入っているうえにでこぼこしており、少々湾曲していることも。
表面はこちら。
香りはほんのりびわの実のにおいにも感じられますが、どちらかというと、懐かしい裏山のような、松の木のようなにおいにも感じられます。
少々甘くておいしそうな匂いです。
うちの子は結構気に入って食べまくってました。
ぶどうの木(やわらかめ)
続いてぶどうの木です。
表面がかなり筋張っていて、樹皮がその筋1本1本綺麗に外れていき、外れたものは感想した松の葉のように細くしなやかです。
表面の写真はこちら。
色がほかの枝より薄く、節がしっかりしています。また、目立ったニオイはほとんどないので、ニオイに敏感な子でもいいかもしれません。
これもうちの子は大好物でした。
もとからかじり木をかじるのではなく、樹皮をめくって遊ぶ子にはかなりおすすめです。
くわの木(少し硬め)
続いてくわの木です。くわの木は表面がつややかで、色も緑っぽいのが特徴です。
ニオイはほんのり植物らしい茎のような香りがします。
表面はこちら。
ちなみにうちの子は、くわの木が一番お気に召しませんでした。
においをかいだだけで嫌がってしまい、咥えてくれませんでした。うちの子としてはニオイがだめだったようですが、チモシーや牧草など、草らしいニオイが好きな子は噛み応えもあって良いと思います。
ブルーベリーの木(やわらかめ)
続いてブルーベリーの木です。
ブルーベリーの木は袋を開けると、ベリー系特有の少し酸っぱい匂いがします。
色はぶどうの木に似ていますが、筋ばっているわけではありません。
表面はこちら。
皮がやわらかく、とてもめくれやすい樹皮をしています。
そのため、うちの子のような樹皮が大好きなチンチラからすると、たまらない噛み心地のようです。
※この踏みつけられてべりべりになった木です。
美味しいからかすぐにこんな状態になってしまいます。
さくらんぼの木(少しやわらかめ)
続いてさくらんぼの木です。
袋を開けた瞬間、桜の木のような懐かしい匂いがします。
表面はこちら。
ごつごつしているように見えます。商品にもよりますが、小さなつぼみがついていることもあります。
しかし、うちの子は苦手だったようで、見向きもしませんでした。
こちらもニオイで好みがわかれそうです。
さくらの木(りんごと同じくらい)
続いてさくらの木です。
さくらの木は開けた瞬間さくら特有の(さくらもちのような)美しい匂いがします。
表面はこちら。
縦の筋だけでなく、木らしい斑点のようなものが目立ちます。
これに関しては、うちの子もそこそこ食べました。
食いつきとしては普通でしたが、ニオイで断念することはありませんでした。
なしの木(普通)
続いてなしです。
なしは黒い枝であることが大きな特徴です。
においはそこまで濃くありません。りんごの木に比べたら半分以下のにおいの強さでしょう。
表面はこちら。
黒っぽいですが、りんごによく似ています。若干りんごより縦の筋が目立つ程度です。
こちらに関しては、りんごの次くらいによく食べてくれました。
翌日にはバリバリで跡形もなかったです。
くりの木(一番硬い)
続いてくりの木です。
袋を開けると、懐かしい秋の山のような香りがほんのりします。
一番硬くしっかりしている枝になります。とにかくかじるのが好きな子向けです。
表面はこちら。
うちの子には硬すぎたのか、放置されてました・・・。
ももの木(少しやわらかめ)
最後はももの木です。
袋を開けるとフルーティーな香りが広がります。
枝はりんごよりしなやかで、表面は縦筋が目立ちますが斑点はほとんどないようにも見えます。
表面はこちら。
ちなみにうちの子は全然好みじゃありませんでした。
理由としてはそのフルーティーな香りが無理だったようです。
ひとつもかじられることなく、3日くらい床に転がっていました。
かじり木の与え方
我が家での与え方ですが、部屋んぽ中に枝を一つ手渡ししていました。
気に入った場合は巣に持ち帰ったりその場で食べます。
樹皮がはがれたり、噛みまくって放置されていたり、しっけたら交換です。
目安
(すべてチャームさん製品の場合)
極細の枝であれば一晩
細枝~中枝の場合は丸1日~2晩程度
でだめになる事が多かった
個体差や年齢、体調や収穫時期によっても様々ですので、参考までによろしくお願いいたします。
好みのタイプがある!
今回の検証で
- 齧るのが好きな子
- 樹皮をめくって食べるのが好きな子
- ニオイがある(ない)のが好きな子
という風に様々なタイプによって好きな枝が変わる事がわかりました。
なかなか購入まで至らなかった方も、今回のレビューを参考にしてみてください。
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【部屋んぽで使おう】チンチラに人気のおもちゃ(遊び道具)一覧!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。