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【レムデシビル】とは何?新型コロナに希望?中国や日本で実験済!?

新型コロナウイルス(COVID-19)の脅威により、日本列島にも恐怖が広がる中、希望の光とも思えるようなニュースが飛び込んできました。
それは、『レムデシビル』というアメリカの米製薬ギリアド・サイエンシズ社の薬が、新型コロナウイルス治療の有望薬として、アメリカで大規模地検に踏み出すというのです。

でも、レムデシビル、を初めて聞いた方も多いと思いますし、もしこれが承認されて使えるようになっても、インフルエンザの時に話題となった『タミフル』のように最初は不安に思いますよね。
そこで今回は、【レムデシビル】って何?新型コロナに希望?中国や日本で実験済!?と題しまして、この薬について現時点でわかるだけ調査をしてみました。

レムデシビルについての記事をチェック!


まず、本日2月26日に発表された内容がこちら。

【ニューヨーク=西邨紘子】米国立衛生研究所(NIH)が新型コロナウイルス治療の有望薬候補とされる「レムデジビル」の世界規模での治験に着手する。同薬は米製薬ギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱の治療薬として開発した。コロナウイルス系疾患に効果が期待できるとの研究結果があり、中国などで新型コロナの患者に試験的に投与されてきた。治験で改めて安全性と効果が確認できれば、治療薬の第1弾として早期承認への期待が高い。

治験は、NIHの1部門である米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が主導、米ネブラスカ大学と協力して進める。世界50カ所で偽薬とレムデジビルを患者に投与し、治療効果を検証する。治験参加数は400人程度を想定しており、既に募集を始めた。
引用:日本経済新聞

つまり、もともとエボラ出血熱のために開発されていた、前からある『レムデシビル』という薬がコロナウイルス系疾患に効果が期待できると研究されていたのですね。そして、中国などですでに試験的に投与されていたそうです。
これに対してTwitterでは、


などと期待や早期での流布を希望する声が相次ぎました。

レムデシビルの臨床試験計画スタート

では、まず『レムデシビル』について、大きく動いたのは2月13日でした。

米国立衛生研究所(NIH)は2月13日、新薬候補「レムデシビル」を投与したサルの実験で、中東呼吸器症候群(MERS)の予防や症状の軽減に効果が見られたと発表した。MERSは新型肺炎と同じコロナウイルスの仲間が原因のため、新型肺炎の治療につながる可能性があるとしている。

中国では実際に新型肺炎の患者に投与する臨床試験の計画がある。
(中略)
MERSは致死率が3割以上と高く、世界で約860人が死亡した。この薬はエボラ出血熱の治療薬として期待され、サルの実験で効果が見られたが、人の臨床試験では有効性が認められなかった。
引用:福井新聞

ここで出てくるMARSは、『ヒトコロナウイルス』というコロナウイルスの一種で、この症状の軽減に効果が見られたから、『新型コロナウイルス』でも応用ができるかもしれない!という発表をしたわけですね。ちなみに本来の目的だったはずのエボラ出血熱ではサルではOKでも、人間では有効性が認められなかった、とありますね(汗)

さらに、この時点ではMARSに関しても効果が得られたのはサルなので、エボラ出血熱の時のように、人間に効くかまだわからないということですね。
ちなみに、ヒトコロナウイルスと新型コロナウイルスは違う病気です。こちらの記事でも掲載しています。

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また、この時には、まだこれから中国の方に実験するという計画があるだけで、行われていなかったようです。

治験の結果を検索してみると・・・

先ほど紹介した日本経済新聞の記事にはさらにこう続きます。

レムデシビルは、これまでに中国や日本で新型コロナ患者に試験的に投与されてきた。中国では現地の研究機関やギリアドが新型コロナ患者を対象に同薬の治験を進めている。中国の現地を視察した世界保健機関(WHO)代表が24日に同薬について「現時点で本当に治療効果があると見られる唯一の薬」と発言したことで、注目が高まっていた。
引用:日本経済新聞

ただ、現時点検索しても治験の具体的な結果は見つかりませんでした。
しかし、人に与えて死んでしまう、やより重篤化するという結果がどこからか出ていればここまで踏み切らないはずですので、まずは治験結果が出る事を祈りましょう!!

レムデシビルとほぼ同時!日本検査される薬「アビガン」


また、日本ではこのようなニュースもほぼ同時に発表されていました。

加藤勝信厚労相は2月22日、新型コロナウイルス感染症の治療の一環として、新型インフルエンザ治療薬のアビガン錠(一般名:ファビピラビル)を投与する考えを示した。同剤は、富士フィルム富山化学が製造販売元のRNAポリメラーゼ阻害剤。2医療機関で投与に向けた準備を進め、全国へ広めることも視野に入れる。21日には、国立国際医療センターを中心とする研究班を立ち上げ、22日からは、1医療機関ですでに投与を開始した。加藤厚労相は、「安全性に十分留意する必要があるが、観察研究に参加する医療機関を順次拡大する環境を作っていきたい」と述べた。

ギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱の候補薬として開発を進める抗ウイルス薬・レムデシビルについても、2月中にも投与を開始する方針。早ければ、3月中にも医師主導臨床試験をスタートさせる。
引用:ミクスOnline

日本では、「アビガン」が先に投与されていた、ということですね。

あれ、おかしいですね。先ほどのレムデシビルについての日本経済新聞の記事には、これまでに中国や日本で新型コロナ患者に試験的に投与されてきた。と明記されていませんでしたっけ?
でも、昨日の2月25日の加藤厚労相は、『レムデジビルについても、2月中にも投与を開始する方針』としていましたよね。今日のこのニュースではすでに実験的に投与って明記されてますけど、この1日でもう実験して、投与しても危なくない!という結果が出たということでしょうか?
正しい情報がわかりません!!もしわかりましたら更新します!

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