こんばんは。新型コロナのデマ、何がでても笑って済ませられるようになりましたが、まさかの今度は石!!それも花崗岩(カコウガン)という石なのです(笑)
今回は、この花崗岩が効くと言われたデマの出どころや、どうしてこんな話になったのかをまとめてみました。
メルカリの高額転売が相次ぐ!
花崗岩はコロナに効くらしい pic.twitter.com/53AbLbiXiE
— 世界のTANEO (@TANEO_koshiki) March 2, 2020
えー・・・石が大量に売ってます。そしてそこそこ売り切れています。
これは一体なぜなのでしょうか。
調べてみたところ、興味深い添付を見つけました。
新型コロナウィルス対策としておすすめしてる花崗岩。花崗岩は火山岩で地下の深いところでマントルが固まったもの。そのマントルが核融合で発する自然放射線を持つウラン235をわずかに含有してるラジウム石だ。
この花崗岩から出る放射線に変調された紫外線が強い殺菌力(ウィルスに対して)を発揮する。だから花崗岩から出る紫外線は人の体には悪影響を与えず、一番下等な生物で物質のようなウィルスだけを分解するのです。それも一瞬で。
これを運ぶ放射線はどんなものでも通過するので、ウィルスがどこに隠れようが(体内も含む)一瞬にして分解してしまう。
引用:mixi
えー、それでは、この説明をもとに、「花崗岩」について調べてみましょう!!
花崗岩とは
まず、花崗岩とは、深成岩(マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まったもの)で、よくお墓に使われる『御影石(みかげいし)』のことです。
つまり、最初の『火山岩で地下深いところでマントル・・・マントル??が固まったもの』とありますが、マントルはそもそも固形です。そのマントルの圧力が低くなったり、温度が高くなると部分的にマントルが融けてしまい、マグマになります。つまり、マントルが固まったもの、ではなく、マグマが固まったものです。
次に、『そのマントルが核融合で発する自然放射線を持つ~・・・殺菌力を発揮する』についてですが、花崗岩は緻密で固い石材として有名ですので、古くから建物に使われています。例を挙げると、国会議事堂などの有名な建物や、ビルや商業施設の壁も花崗岩からできているので、もしこれが本当だとしたら、国会議事堂の中にさえいれば、新型コロナにかからないとでもいうのでしょうか(笑)
それも一瞬で分解してしまうのなら、新型コロナにかかった人はみんな墓地に連れていくか、国会議事堂の中に並べるなどすればあっという間に分解してしまうということでしょう。墓石を抱っこしましょう・・・。
メルカリでの面白販売
メルカリのコロナ対策に花崗岩で結構驚きなんだけど、それを見に行って見つけた別のやつ。
いやいやこれはダメだろwwww注文受けてから採石ってw
写真と実物異なるってwww
今無いもの売っていいの?メルカリさんはwつかコロナ対策も明言してるし pic.twitter.com/CMUPfudv6m
— きゃすぱる兄さん (@Casper_XRP) March 2, 2020
注文受けてから採石します!コロナ対策!とガンガン書いてしまいました(笑)
これは、ダメだと思います・・・。
もはや末期w
令和の闇市メルカリにて花崗岩大量出品中。川辺の石が売れる時代へw
出品するやつ以上に買うやつは何をしたいのか・・・https://t.co/Bz6vmTKOjr— 魔娑斗 (@Masachan1981) March 2, 2020
よくよく見ると金額もそこそこ高額です。川原の小石も立派な商品ですね。
しかも、持っているだけでいいらしいですよ。
今まで感染した人の中で、花崗岩が使われた建物に行った人は一人もいないのでしょうか。よく町中にある道祖神のような石のお守りのようなものにも花崗岩は使われており
そこそこ日本人になじみのある石なのですが・・・。
またどんどん情報が上がり次第報告致します!!