勉強法

【すぐ出来る!日本史勉強法】「覚えなきゃいけない」を捨てる

皆さん突然ですが、どうして日本史が苦手、または嫌いですか?
日本史が苦手だったり嫌いだったりする訳は、興味がないのにテストのために暗記しないといけないからです。そもそも興味がないのに覚えられるはずがありません。
かく言う私も最初は日本史なんてびっくりするほど興味がありませんでした。

今回は、勉強法第1弾として、
日本史に興味を持つことから始めたいと思います。

日本史を教科だとは思わない事

皆さんは日本史ってどうして習うと思いますか?私も昔は疑問でした。そんな時中学の恩師が言った一言でなるほど、と思ったんです。それは

「過去の偉人がやってきたトンデモ間違いを見つけて、反面教師にするため」

最初私も意味がわからなかったのですけど、つまり、
人間は意外と学習しない。同じ間違いを何回もする。だから、自分も同じことしないように!と教えてくれる科目、ということらしいです。

確かに言われてみれば、お金使いすぎて処刑された王妃様、部下に裏切られて毒殺されちゃった武将、ちょっとした言い争いから街全部燃やしちゃった事件、いろいろと歴史の中ではトンデモ事件がありますから、それを知って学習するため、と考えてみれば、暗記というより長い人間ドキュメントやドラマを見ているような気もします。
まずは、日本史を教科だと思わずに人間ドキュメンタリー番組ぐらいに思ってみましょう。

きっかけはその辺に転がっている

何も興味がないと日本史の教科書ってただ分厚いだけの荷物になります。
実際に私も使用した山川出版社さんの日本史Bの教科書を調べてみたのがこちら
なんと454ページもあるんです!!!
そうはいってもきっかけってどうやって見つけるの?とお思いの方も多いと思います。
ここでは実際に私の経験談を通してヒントを見つけていただければと思います。

日本史嫌いだった私が変わったきっかけ

私は日本史が好きになったのは、たまたまテレビでお宝を鑑定する番組を見ることがあり、我が家にもお宝あるかな、となんとなく母に聞いたら、古そうな巻物のコピーを渡されて、「これ、あんたの先祖がかいてあるのよ、どうも天皇らしいのよ」と言われた事がきっかけでした。

ただ、肝心の文字が達筆すぎて読めない・・・。
先ほども登場した恩師に文字だけでも解読してほしいと頼むと、2か月ほどして結果をいただきました。恩師曰く「君の家、すごいじゃないか!!!」とのこと。ですが・・・

そもそもの知識がなかったので、解読してもらってもそれがすごいかどうかわかりません!!!

そこで、自由研究もかねて解読してもらった単語の意味を一生懸命調べてみたところ、なんと有名な武将なども親戚にいたことがわかり、感動して調べているうちにだんだんと歴史を学ぶことが楽しくなりました。

一度きっかけがあるとそれを知るためにまた違うことを調べたりするので、気付くと家は本だらけになり、気付けば知識も蓄え、苦痛だった日本史の授業も、自分の好きなことを教えてくれる楽しい時間に変貌を遂げていたのでした。

スマホゲームでも日本史は転がっている

よくスマホゲーム等でも、戦国時代や幕末等を題材にしているゲームってありますよね。今風のかっこよくなった武士たちがあなたを守る、もしくは武将と一緒に戦う、みたいなやつです。
その類のゲームって、ふざけているように見えて、意外と歴史に忠実なことも多いのです。

実際に「歴史系恋愛ゲーム」で検索してみると
約1080万件(yahoo!JAPANで検索時)

更に枠を広げて「日本史 ゲーム」で検索してみると
約5580万件(yahoo!JAPANで検索時)
さらに数が増えました!!皆さんゲームで日本史を覚えた、もしくは覚えたいと思っているのか、かなりニーズがあることがわかりますね!
お手元のスマホのアプリ検索でも「戦国武将」と入れてみてください。かなりの数がありますよ。

実際にゲームで学べたことの一例としてよくあるのが年齢や関係性
織田信長と豊臣秀吉と徳川家康と・・・って名前だけは知っていても、その時の年齢や関係性って意外と知らない事もあります。
実際にゲームで遊んでみると、信長が一番年上のダンディな男性、秀吉が信長より3~4個下で弟キャラ、家康が信長より10個くらい下でみんなの後輩キャラとして描かれていて、実はほぼ忠実だったりするのです。これだと視覚でカンタンに理解ができますよね。

他にも誰が敵で誰が味方なのかも詳しく描かれているので、ゲームと言っても意外と侮れません。
私も戦国時代等は人が多くて頭が混乱しましたが、乙女ゲーム等で登場人物を整理したのがきっかけで頭に入ってくるようになりました。
それに、授業でその人物の名前を見るだけで、ゲームでのかっこいい顔ときちんとリンクしてくるのです。こうすると教科書も乙女ゲームや少年漫画の原作みたいに見えてくるので不思議でした。

ただ、注意として、家康が金髪だったり、坂本龍馬が赤い目をしていたりと忠実と違うビジュアル特化なところもありますし、この時代にはこんな文明の利器はない!ということもありますので、あくまでも日本史を好きになるきっかけの一つにしてみてください(笑)

興味が持てたら

実は、興味を持ちだすとあとは簡単なんです。
最近ではクイズ番組が1日に1つはやっている印象を受けますよね。特に日本史は覚えてさえすれば答えられる常識問題としての側面もあるので、かなりクイズにしやすいジャンルです。
なので、興味を持って調べたことが、そのまま番組でクイズになります!
また、そのまま授業でも役に立ちます!!
これ、この間やったやつだ、という経験があると、学んだ時のことを思い出して、さらに強い記憶として残って忘れにくいのです。テストでも勉強したことがそのままテストに出ると、思わずやった!!と思いますよね。その経験が毎日でもできるのです。

気付けば「あれ、どうして日本史が覚えられなかったんだろう・・・?」という日が来ているのです。

最後に、それでも興味が持てないあなたに


それでも興味が持てない人に、私は「無理にでも覚えろ!!」とは言いません。
日本史を「覚える」という嫌々な行動ではなく、「学ぶ」ことで楽しんでもらいたいのです。
このブログの目的は、今よりも日本史が好きになるお手伝いをすることです。日本史嫌いでも学びやすい勉強法のヒントや、私の実体験、明日誰かに伝えたくなる豆知識などを中心にこれから随時配信していきます。
勉強しないといけない。でもやり方がわからない。だからやる気も起きないし手付かず。
そんな人の心に寄り添った記事を作成していきますので、ぜひご活用ください!

これで、最初の記事は終わります。ありがとうございました。

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