トリビア 勉強法

液体せっけん・固形石鹸の正しい使い方・間違った使い方を調査!

みなさんこんにちは。手洗い・うがいで清潔に保っていますか?
実は私は手を洗ってそれだけで満足していたのですが、きちんとした使い方をしていないと、効果が最大限活かされないということを失念しており・・・
ネットでいろいろな情報を手に入れるたびに危機感を持ってしまいました。

そこで今回は、みなさんにわかりやすいように伝えたくて、正しい石鹸(ハンドソープ)の正しい使い方と、やりがちな間違った使い方を調査してみました。
調査していくうちに「やば・・・」と思うことも多々ありましたので、良ければ共有させてください。

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もしよければこちらも参考にしてください!!

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液体せっけんの間違った使い方


ではまず、家でもよく使われているであろう、液体せっけん(ハンドソープ)の使い方で次の使い方に思い当たる節があるか、考えてみてください。

  • 液体せっけんの吐出口(出てくるところ)につくカピカピした石鹸を手で取るために直接触れる
  • 石鹸の中身があと少しでなくなるので詰め替えを継ぎ足して入れる

この2つ、人生で一度はやったことありませんか?でもこれ、間違いなんです。
では、どうして間違いなのかを調べていきましょう。

吐出口に手を触れるのがダメな理由は?

まずは、プッシュした時に出てくる吐出口に手を直接触れてしまった場合がなぜダメなのかということですが、
手についている微生物等が吐出口に付着してしまう可能性があり、そのまま上っていき、中身にインしてしまうと・・・中身が雑菌や微生物だらけになる可能性が!

想像しただけで汚いイメージですよね。
可能性としてはあまり高くないと考えられるものの、今このタイミングで今後は絶対やめましょう。

詰め替えの継ぎ足しがダメな理由は?

続いて詰め替えの継ぎ足しがダメな理由ですが、正直めんどくさくていちいち中身を洗ってから新しいものを入れるなんてあまりしていない印象がありますよね。
シャンプーなども残り少なくなったり、ポンプを押したときに出なくなったらそのまま継ぎ足してしまっていませんか?
しかし、これも結構危険なのです。

これも、中で細菌が増殖してしまう可能性が大なんです!!

 

液体ハンドソープでの感染事例についてチェック!

実際に、このようなことが掲載されているページがありました。

セラチア菌で汚染された石けんによる医療関連感染事例
病院においてセラチア菌による医療関連感染が発生したため、感染源の調査対象の1つとして手洗い剤を調べたところ、石けんボトルからセラチア菌が検出されました。
そこで、医療従事者が、セラチア菌が検出された石けん(ポンプ式)で手洗いを行ったところ、手指の汚染の程度が54倍になりました。このような調査結果から、本事例では、石けんボトルがセラチア菌で汚染され、それが医療従事者の手を介して伝播したと結論付けられました。
引用:PRO SARAYA『サラヤ福祉ナビ』

そう。このセラチア菌というのが、『湿った場所を好む』という性質があり、詰め替えや継ぎ足しの方法を誤ってしまうと、せっかく手を洗ったはずが、セラチア菌を手に伸ばして泡立ててしまっている可能性があるのです。怖い!!
これでは、ハンドソープが本来の力を出し切れなくなるのも仕方ないですよね。

液体せっけんの正しい使い方

というわけで、正しい使い方は

  1. 吐出口に手を直接触れない!
    もし、ハンドソープの出口が詰まってしまった場合は直接触らずに、つまようじなどの細いもので固まった石鹸を取るようにしましょう。
  2. 詰め替えるときには、継ぎ足さずにしっかり中を洗って水気を切ってから、ポンプの注ぎ口と詰め替えの注ぎ口を連結させて、なるべく外に触れないように流し込む!

です!!今日からでもしっかり守っていきましょう!

固形石鹸の間違った使い方


続いては固形石鹸です。
よく感染症対策などには液体せっけんがいいよ!という風に言われると思うのですが、
大前提としては、『固形石鹸も液体せっけんも、効果は同じである』というところからスタートしたいと思います。

でも、固形石鹸の方が、より『衛生的に』『安全に』『清潔に』使うには難しい部分があるのです。
そこで、固形石鹸でよくやってしまう間違えた使い方をご紹介します。

  • 濡れたままで放置
  • 手を水で濡らしてから、水を止めて(水から離して)石鹸を持ち使う

え、これよくやってるけど・・・と思いますが、どう危険でどう間違っているのかお伝えします。

濡れたままで放置がダメな理由は?

まずは濡れたまま放置。やってしまいますよね。
小学校の手洗い場などは、よく蛇口に網に入った石鹸がぶら下がっていて、ずっと濡れたままだった印象があります。(今の小学校はもう少し衛生的なのでしょうか、誰か教えてください。)
でもこれがダメなんですね。

なぜなら、固形石鹸の泡立ち成分が、水に溶けてしまうものだから!!

確かに、手を濡らして石鹸を付けるのに、全く泡立たなかったらちょっと嫌ですよね。
つまり、泡立ち成分は水に溶ける成分でないと泡立たず意味がない・・・ということは、濡れたまま放置していると、せっかくの泡立ち成分が流れ出してしまいます!
これは残念!!

石鹸を使うときに手にだけ水を付けて使うのがダメな理由は?

続いて使うときです。
イメージしていただくとわかるのですが、大多数の人は、

  1. 水で手をすすぐ
  2. 固形石鹸を持つ(この時水が出ているところから手を離す)
  3. そのまま固形石鹸を手の中でくるくる回したり、こすったりする
  4. 泡立てて洗う
  5. 泡を流す

という使い方をしていると思いますが、これがまた間違いなんだそう。
というのも、石鹸を持って使うまではいいのですが、そのあと、その石鹸の表面には、あなたがつけてきた何かしらの菌がそのままついてしまい、次使う人にその菌を擦り付けてしまっている可能性が!!
これも怖いですね、知らず知らずのうちに他の方に影響を与えている可能性が出てきました。

固形石鹸の正しい使い方

というわけで、固形石鹸の正しい使い方は、

  1. 使い終わったら濡れたままにせず水気を切る!
  2. 手に付けるときは、水で流しながら使う!

になるのですね。
もちろん、家で自分だけが使う、他人とは共有しないということであれば固形石鹸でも問題は少なくなりますが、より衛生的に使うために、是非実践していきましょう。

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正しい手の洗い方


では最後に、正しい手の洗い方を伝授しましょう。
小さいお子様でも簡単に出来るので、是非一緒にチャレンジして、清潔な手指を守っていきましょう♪

正しい手の洗い方

ウイルスを寄せ付けない手洗いの方法は、次の9ステップが基本です。

1.手を水でぬらして石けんをつける
2.手の平を洗う
3.手の甲を洗う
4.指と指の間を洗う
5.指先、爪の間を洗う
6.親指を手の平でねじるように洗う
7.手首を洗う
8.流水ですすぐ
9.ペーパータオルでしっかり拭く

手順は、「ひっこしはおやのくび」(平・甲・指・親指・手首)と

覚えておきましょう。特に、指先や指の間、親指は洗い残しが起きやすいので、意識して洗いましょう。

出典:感染症.com

なるほど、手を洗いながら、「ひっこしは・・・」と唱えれば、洗いそびれ、洗い残しはありませんね!

正しい石鹸やハンドソープの使い方でさらに感染を防ぐ努力をしましょうね!!

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まとめ

確かに先ほどお伝えした危険性や維持方法の難易度などを考えると、ポンプを押して石鹸が直接手に出てくる、液体自体を誰かと共有することがない液体せっけんの方が、日常的に使いやすい可能性があります。特に小さなお子様等が使う場合は、液体せっけんの方が使いやすいでしょう。
しかし、しっかりとした正しい使い方をすれば固形石鹸も液体せっけんも何の問題もなく、同じような効能を期待することは可能です。固形石鹸はダメなんだ!という誤解にならないように気を付けましょう。

こちらにも、『石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを行ってください』ということで、石鹸自体を否定しているわけではありません。注意して情報を取り扱いましょうね!

ちなみに私がお気に入りの固形石鹸はこちら。すごくもっちりとしたいい泡が出来ておすすめです!

それでは今回はこれで終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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