ペットを飼育するにあたって、いろいろと調べてからお迎えをすると思うのですが、
まず調べるのが、
「チンチラ自体の金額」
「餌や備品の費用」
等、金額面が1番かなと思うのですが、
それ以外に意外と調べるのが・・・
「寿命」ではないでしょうか?
例えば大前提として、ハムスターなら2年くらいとか犬なら犬種やサイズによるけど12~3年とか?など漠然とイメージできると思うのですが、
チンチラってあまりメジャーな生き物じゃないし、何年生きるのかわからない!という方も多いと思います。
実際私も調べました。たまにペットショップとかで購入意欲を高めるために、無茶な寿命で紹介している場合もあるので、本当かな?と。
ペットを飼育するとなると、寿命なども気になっていますよね。
では、チンチラの寿命はどのくらいなのでしょうか?
また、ギネス記録やその他年齢に関するトリビア(豆知識)などをご紹介していきたいと思います!!#チンチラ— ✨おじょうさま(インスタ開始!)✨ (@Ojy0_) August 5, 2020
というわけで今回は、
チンチラの寿命はどのくらい?何年くらい生きるの?長寿記録も公開!と題しまして、
チンチラの寿命やギネス記録等をとことんご紹介していきたいと思います!!
今回もインスタグラムでのお友達をモデルさんとして起用しておりますので、そちらも併せて楽しんでみてください♪
チンチラの寿命は抜きんでて長い!?
まずは、チンチラは長寿、というイメージがあると思うのですが、実際ほかの小動物と比べてみてどうなのでしょうか。
まず、似たようなサイズ感の動物というところで、
モルモットやウサギ、フェレット、ハリネズミなどと比べてみましょう。
一般的に言われているのが、
- モルモット・・・4~8年(平均5~6年とも)
(ギネス記録は14年10か月) - ウサギ・・・7~8年
(ギネス記録は18年10か月) - フェレット・・・6~10年
(ギネス記録は15年) - ハリネズミ(ヨツユビハリネズミ)・・・3~4年
(ギネス記録記載なし)
と言われています。(あくまでも一例です)
しかし、チンチラの平均寿命は10~15年とも言われています!
最近は日本でもチンチラを飼育する人が増え、飼育本やノウハウが紹介されるようになってきました。
そのため、15年以上生きる子も増えてきています。
似たようなサイズ感のほかの動物に比べて、しっかり健康的に生活できるように愛情をこめてお世話をすれば、かなり長生きする可能性のある生き物だという事がわかりますね。
そのため私はチンチラを飼育したいと考えている人にお伝えしたいです。
「チンチラは、犬や猫を飼育するのとなんら変わらないか、それ以上の相棒になりますよ」と。
そうとは知らずにハムスター等のほかの小動物と同じ感覚で何も知らずに飼育してしまう人も多いのです。
しっかりこのあたりは押さえておくことが大事です!
チンチラの寿命「ギネス記録」の道
では、続いてチンチラのギネス記録並びに長寿への道をご紹介したいと思います。
まず、野生のチンチラを初めて持って帰ったのは、アメリカ人のマティアス・F・チャップマンという鉱山技師で、
20世紀の初頭にオス8匹、メス3匹をチリから連れて帰ったそうです。
このチャップマンさんが持ち帰ったチンチラの中に、23歳まで生きたという子がいたそうです。
また、現在販売されていませんが、2002年に発売された「ザ・チンチラ」(誠文堂新光社)の著者であるリチャード・C・ゴリスさんが飼育していたチンチラさんが27歳まで生きたと記録されています。
そんなバカな、と思いますよね?
でも、2016年、驚きの記録が公開されたのです。
1985年2月1日。ドイツで生まれたベージュの男の子「Radar」くん。この子が亡くなったのはなんと2014年9月18日。
その記録は公式記録としてギネスに登録されているのですが、
なんと、その記録「29年と229日」!!
すごいことですよね。チンチラを飼育する私としては、現在うちの子がほぼ丸7歳なので、4倍以上生きているという事になります。
この記録はどの小動物よりも長いと言えますよね。
ちなみに犬のギネス記録は29歳と193日。非公式では30歳以上の子もいるものの、ギネス上ではなんとチンチラは犬よりも長寿扱いになっています。
きちんと適切な育て方をすれば、20年も夢ではありません。日本でも飼育方法が確立してきており、20歳前後でも元気に頑張っているチンチラさんは多く存在するようになってきました。
この記録を見て、これからのチンチラ飼育に夢と希望を持っていたいものです。
長生きさせるためのコツ
まず、ここに書いてあることは、あくまでもこういうアドバイスをもらった、という一例になりますので、参考程度にお願いいたします。
私の知り合いの数人に長生きをしたチンチラを飼育している方がいましたが、皆さんに長生きのためのコツを聞いたところ、皆さんとてもシンプルな回答でした。
それは人間にも当てはまると思うのですが、
「よく食べ、よく寝られる環境を作る事」
だそうです。
「よく食べる環境」とは
まず、「よく食べる環境」というのは、無駄なおやつは極力控え、牧草やペレット等をしっかりきっちり決まった時間や量をあげること、だそうです。
規則正しく生活が送れるため、常に健康そうなチンチラでいられるそうです。
おやつを控える代わりにチモシーは食べたらおかわりを入れてやり、いくらでも食べてね、と『チモシービュッフェ』状態にしてあげるそうです。
これで歯のトラブルとは無縁だった子もいました。
「よく寝られる環境」とは
また、「よく寝られる環境」というのは、チンチラがストレスなく生活できる環境ということだそうです。
部屋んぽの時間を規則正しくして、飼い主自体も生活リズムを大幅に崩さない事で、チンチラも飼い主が起きて物音がする時間とそうでない時間の体内時計がきちんとできていたそうです。
こうすると、いつも同じだけの睡眠がとれるうえに、体がそのリズムで動いているので、質の良い睡眠を提供してあげられるということに繋がるのだとか。
言われてみれば、人間でもギネス記録に掲載されているご長寿の方は、
「しっかりご飯を食べて、しっかり寝ている」方が多いですよね。チンチラも同じなのです。
ストレスを感じていないかどうか、鳴き声でも判断できますので、良ければこちらも参考にしてみてください。
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チンチラの鳴き声の意味を詳しく解説!【目指せストレスフリー】
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+α「健康な体重を知る」事
プラスで心掛けることとして、その子の健康な体重を知る事だそうです。
健康診断などでかかりつけ医に身体検査をしてもらう時、触診や問診等があると思うのですが、その時に体重の計測もありますよね?
その時に、自分のチンチラの骨格に対してどのくらいが健康的に過ごせる適正体重かというのを教えてもらい、把握している事が大事です。
チンチラは重たくても1kgを越す子はまずほとんどお目にかかりませんから、お料理などに使う測り(MAX1~2kgくらいのもの)で十分です。
こういうやつですね。将来的に強制給餌が必要になっても使いますし、餌を正しい量入れるのには必須なので、1つは必ず持っておきましょう。 続きを見る
【実体験】チンチラの強制給餌のやり方は?写真付きでコツを伝授!
ちなみに、個人的には2kgは計測できるものがおすすめです。どうしてかというと、その子によっては深皿の中で計測しないとじっとしていない子や、おやつがないと落ち着いていられない子、ぬいぐるみやおもちゃにつられてじっとしてくれる子もいますし、
ジャンプして飛び乗ることもあるから、余裕を見ておいた方がいいからです。
このスケール(測り)で毎日決まった時間に計測することで、少しのシグナルも逃さず、何かがあっても早期に対応できる可能性が高くなります。
以上の3点を心に留めておくといいとアドバイスをもらいました。
私も長生きのために頑張りたいと思います!!
登場したチンチラさんのご紹介
今回の記事も、インスタグラムのフォロワーさんにお声がけをして頂戴した、チンチラさんのお写真を掲載させていただいておりますが、いかがだったでしょうか?どの子も魅力的ですよね。お写真またはお名前をクリックしますと、その子のInstagramにジャンプしますので、是非写真などを見て、どのように過ごされているのかの参考にもなりますので、是非ご覧くださいね。
では、スペシャルサンクスとして、今回ご協力いただいた子のお名前を改めて順不同でご紹介いたします。
また、男の子女の子関係なく、すべて「ちゃん」付けでお呼びすることをご了承ください。
今回のモデルさんたち
もんちゃん るぅちゃん ぴのすちゃん もんちゃん
ありがとうございました!!!
また、今後の記事でも今回掲載できなかった子を中心に、許可を取って使用させていただきます。
最後に
いかがだったでしょうか。チンチラのギネス記録にはかなりのロマンがありますよね。
29歳までもしも自分の子が生きてくれたら・・・いや、20歳でもすごい事ですし、頑張ってくれたら、どれだけの絆を深められるだろう、とわくわくしませんか?
寿命という一言でまとめてしまうと簡単かもしれませんが、「健康的に」長生きしてもらえるような環境づくりをこれからもしていきたいですよね。
そんな健康長寿のチンチラさんが一匹でも増えてくれるように、これからもこのブログの執筆にまい進していきたいと思いますし、自分の子を育てるのも頑張りたいと思います!!
ちなみにチンチラの年齢を人間に換算したときのページもご用意しました!
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チンチラを人間年齢に換算すると?自分のチンチラが何歳か知ろう!
続きを見る
良かったら参考にしてみてくださいね。
それでは今回はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。