病気

【実体験】チンチラの強制給餌のやり方は?写真付きでコツを伝授!

チンチラは普段あまり風邪をひかない、というふうにおっしゃる飼い主さんもいらっしゃいます。 確かに、しっかりきっちり育てていれば、そこまで風邪をひくイメージはないかもしれませんが、だからと言って風邪をひかないという勘違いを起こしていただいても困ります。 人間もそうですが、丈夫な人でも数年に1回はどこかの調子が悪くなることもありますよね? チンチラだってそうです。 特に小動物は、食べ物を食べなくなってしまったら途端に弱って死んでしまうこともあります。 そんな時病院に行くと、 「餌をふやかして強制給餌ですね」 と言われるのですが、 「やったこと無いよ!!」と慌てる飼い主さんも多いのがミソ。

というわけで、今回は、 【実体験】チンチラの強制給餌のやり方は?と題しまして、当時の写真や実際の道具の写真を使って給餌をやっている姿をお見せしたいと思います。 チンチラの食欲不振に関しての記事もありますので

原因を知りたい方はこちらもご覧ください。

強制給餌で使う道具(風邪篇)

まずは、風邪をひいてしまって、元気がなく、ご飯を無理に食べさせないといけなかった時の道具をご紹介します。 大前提として、エサはこちらを使っています。 (三晃商会 SANKO チンチラプラス・ダイエットメンテナンス 800g)

道具一覧

  • はかり
  • ティースプーン

※我が家の器はこんなやつを使ってました。

 

では手順をご紹介します!!

 

 

強制給餌(風邪の時)の作り方の手順

今回は私が実際にやった手順をそのままご紹介します。 ただし、お医者様から別のやり方を指示されたらそちらに従いましょう!!

まず、先ほどの器に、先生から指示された量の餌を入れます。 そこに、ふやかす用のお水を入れます。 ※今回は、当時うちの子が言われた6gで再現します。 ※6gに対してお水は小さじ2杯(10ml)入れました。

 

 

 

 

 

それをしばらく待つと・・・

 

 

 

 

 

こんな感じで餌(ペレット)が水を吸います。膨らんでいるのがわかりますね。 それを、スプーンの裏などでまんべんなく潰すと・・・

 

 

 

 

 

こんな感じで慣らされていくので、これをシリンジであげます。
もし病院で固形の(錠剤等)薬をもらったら、このふやかしたペレットに混ぜてあげましょう。 小さいシリンジすぎると詰まるので、犬猫用のものを慎重に詰まらせないようにあげるのでもいいでしょう。

またあげるときは、

ポイント

  • 大きなシリンジの上からスプーンなどでドロドロのペレットを詰め込む
  • 大きなシリンジの出口から小さなシリンジの上へ移しかえる
  • 小さなシリンジから中身をチンチラにあげる

このようにすると時短でサクサクあげることができます。

餌をあげるときは、正面からではなく、横から入れてあげます。(誤飲防止) 薬の時も同じです(液体や溶かす薬の場合)

薬のシリンジはこういうものを病院からもらえました。もらえなかった場合は・・・ こういうのでもいいと思います!

もしもふやかしたペレットだけでは嫌がって食べない場合は、次の不正咬合のコーナーでご紹介する『ハービィケア』を混ぜると食べる可能性がありますので、試してみてください。

病気の種類や手当等はこちらをご覧ください。

強制給餌で使う道具(不正咬合篇)

続いて『不正咬合』になってしまったときの給餌です。 こちらの場合は、歯が伸びすぎて食べられない(食べたいのに食べられない)という形になりますので、病院で歯のカットや手術をするまでは口の中の傷や舌に負担にならないようにさらにドロドロな餌をあげていました。 それがこちら。
『OXBOW ハービィケア(アップル&バナナ)』
です。

 

 

 

 

 

開けた時からかなりいい匂いがするので、食いつきがよかったです。
道具一覧はこちら。

道具一覧

  • ハービィケア
  • シリンジ(25ml以上入るもの)

です。

強制給餌(不正咬合の時)の作り方の手順

では、手順を説明します。

これも私がお医者様に言われた手順になりますので、参考程度に見てください。

  1. シリンジの先端を指で押さえて中身が外に出ないようにします。
  2. シリンジの中に、水10ml⇒ハービィケア5mlの順に入れます。
  3. 押子を上から入れる(上から押す棒です、下記写真のオレンジの棒)
  4. 漏れ出さないのを確認してシェイク(撹拌)!!

出来たものがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

これを実際にあげるとこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

※うちの子は抱っこが苦手なので、不正咬合の時はなぜか口から迎えに来てました(汗)
不正咬合についてまとめたものはこちら。

こうならないように皆さん気を付けてください・・・。

あげ方の注意点

ここで、あげ方の注意としては、 チンチラの口は入り口が狭く、奥に細長い作りになっています。 なので、先ほどのシリンジも、こんなに口の中に先端が入るんです!!(先端の汚れ具合でわかりますでしょうか?)

ただし、先ほども少し説明しましたが、正面から入れると、人間でもそうですが、のどの奥に当たって「おえっ」となってしまったり、詰まらせる原因となってしまいます。

なので、横から入れてあげましょう。

また、先っぽをちょろっとしか口の中に入れないと、横から漏れ出してしまいます。 また、咀嚼をやめたな、というタイミングで次をあげます。

注意

もぐもぐもぐ(1呼吸)⇒シリンジの準備⇒口を開ける・顔から迎えに来る⇒あげる 気持ちとしては5~7㎜程度は口の中にシリンジの先っぽを入れてしっかりと、 そしてゆーーーっくりあげてください!!

最後に

いかがだったでしょうか。 基本はお医者様の指示に従って強制給餌をするのが一番ですが、あげ方や作り方がさっぱりわからない場合はこのページを参考にしてみてください。 全国の病院リストはこちらをご覧ください。

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それでは、今回はこれで終わります。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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