飼育法

チンチラが高齢になったときの注意点は?ストレスフリーの家を目指そう

我が家のチンチラはこの記事を執筆しているタイミングで7歳と4か月になり、人間でいうところの40代になっています。
人間でも個人差はありますが、40代ともなると、20代のころの元気はない人がほとんどですよね。

そうなると、準備していかないといけないのは、本格的におじいちゃん・おばあちゃんチンチラになったときの心構えや準ですよね。
私たちも高齢になったときに介護の問題や老人ホームなど「終活」をすると思うのですが、チンチラにとっては我々が老人ホームのような役割も担わないといけなくなるので、そのあたりが大変になってくると思います。

そこで今回は、『チンチラが高齢になったときの注意点は?ストレスフリーの家を目指そう』と題しまして、
今我が家でも感じている青年期と現在の違いなどを中心に、注意点や改善点などをわかりやすくご紹介していきたいと思います。

注意するべき年齢は7歳!?

では、まず7歳でやるべきことをご紹介します。

ポイント

  • いつもできているからと油断しないこと
  • ケージのレイアウトを慎重なものに変更していくこと

まず、そろそろ生活などを見直そうと考えた方が良い年齢は「7歳」と言われています。
人間でいうところの40代くらいですね。
年齢換算一覧はこんな感じです。

足腰のバランスや五感の鈍りに注意

7歳になると、個体差はありますが、五感(視覚とかそういうやつです)が正直鈍くなってきたり、少々足腰に不安が出てくる子もいます。
実際うちの子も7歳になった直後、いつもなら落ちない段差でつまづいてしまったり、私の肩に乗っていて足を踏み外すことが1か月の間に2回程度あり、1度足をひねってしまいました。
結果として3日程度で自然治癒したのでよかったですが、「ぎゃっ」と言ってしばらく足を毛づくろいしたり、かばって歩いていたのが印象的でした。

この時にケージのレイアウトを変更して、現在踏み外しなどはなくなりました。

見た目では年齢はわからないのがチンチラの良いところでもあるのですが、その分飼い主が思っているよりも年齢が進んでいることもあります。
例えばステップの数を増やして落ちる隙間を減らすことがまずは大前提かなと思います。
油断が大けがに繋がりやすいまだセミシニアの状態から、アンテナを張っておきましょう。

高齢期の準備は9歳から

9歳でやるべきことは、

ポイント

  • ケージのレイアウトの再チェック
  • 捨てている茎・エサの種類の把握
  • 硬い茎を好まなくなったら、少し柔らかいものに変える(1番刈り→2番刈りなど)

になります。
さて、7歳でセミシニアとして準備をしてきたものが、そろそろ本格的に役立ち始めるのが9歳ごろと言われています。
このあたりともなると、さすがに体の衰えが見えてくる子が多いです。いつもなら飛び上がっていた場所に行かなくなったり、硬い餌や茎を好まなくなったりする子も。この頃には飼い主自身もしっかり気を張っておかないと、油断から大ごとになってしまったときに、若いころのような回復力などが見込めなくて、全快まで時間がかかることもありますよ。

硬い餌を食べづらそうにする子も

硬い餌を好まなくなってしまうと、前歯が伸び、前歯が伸びると口が開きにくくなり、さらに後ろに食べ物を送れなくなって後ろの歯が伸び・・・と悪循環に陥り、不正咬合になることもあります。
ここでは9歳ごろと言いましたが、うちの子は6歳半くらいから硬い餌や木をかじるのをだんだんとやめてしまい、現在2か月に1回くらい病院で歯のカットに行っています。

人間でもそうですが、年を取ると硬いおせんべいなどを食べるのを躊躇することもありますよね?チンチラも同じです。
もちろん年をとっても現役でたくさんの餌を食べてくれる子もいますが、それでも緩やかに年を重ねています。

ケージのレイアウト・餌の移行の注意点

この頃には7歳の時に作ったケージのレイアウトが本当にあっているのかを吟味し、毎日どのくらいの餌と水を食べて飲んでしているのか、改めてチェックしておく必要があります。若いころとは違うデータに驚くこともあります。

ここで注意なのが、ケージのレイアウトや餌などをいっぺんに変えないことです。
高齢になっていくと、心身ともに健康でいることはかなり難しくなっています。

例えば急にレイアウトをガラっと変えてしまうと、それだけでストレスになってしまったり、逆になれない環境で足を踏み外して怪我をすることもあるのです。
少しずつステージを増やしたり、敷材を移行したりしてください!

餌なども、今まで食べていた餌が食べにくそうにしていたので少し柔らかいものを・・・と思い、全部取り換えてしまうと、新しい餌に体がびっくりして下痢気味になったり、うんちの大きさが小さくなったりと不調をきたすことがあります。
若いチンチラでもすこし胃腸が敏感な子はそういう風になりがちですから、特に高齢チンチラになってくると、より過敏になることもあります。
そのため、古い餌と新しい餌を少しずつ割合を変えていくのがストレスフリーになります。

10歳から先の年齢で気を付けること

さて、おめでとうございます、まずは大台の2桁になりました。
人間でいうところの定年くらいの年齢です。

この頃以降になると、そろそろ本当におじいちゃんおばあちゃんになってきます。
どのようなところに変化が出るかというと、

  • 動きが鈍い、遅い、移動範囲が狭まる
  • ちょっとした温度湿度の変化で風邪を引きやすくなる
  • 硬いペレットや茎を残しがちになる(さらに残しがちになる)

このあたりになると思います。

昨日はできたのに今日はできなくなった、が増える

行動範囲に関しては、昨日はできたのに今日はできない、という事がこの先だんだんと増えてきます。
7歳の時に見直したレイアウトですらできなくなった、という事が増えてくるでしょう。
その際は、さらに段差を減らしたりする必要がありますし、個体によってはもう上の段に行かなくなる子もいます。
もし上の段に行かなくなってしまった場合は、潔く高さのあるケージをやめて、ロータイプに切り替える場合もあります。

また、白内障などの病気で目が見えなくなる子もいます。そういう子は本格的にケージからの落下事故の可能性が上がります。こういう場合はロータイプに切り替えてあげるべきでしょう。

温湿度の管理はもう少し丁寧に

温度や湿度の変化に関しても、すぐに体調面に出やすくなります。
チンチラは耳から熱を放出して調整をするのですが、うまくできずにのぼせてしまったり、寒くてくしゃみが止まらず肺炎を併発してしまいやすくなるのです。
若いころは「このくらいの温湿度なら大丈夫」とある程度、で見守ってきた方も多いと思いますが、よりシビアになってきます
温度はなんとかなりやすいですが、湿度は大変です。除湿器をお持ちでないシニアチンチラを飼育されている方は、早々に導入しましょう。

特に年齢を重ねたチンチラは、だんだんと毛づやも悪化していきますので、湿度の変化で毛玉もできやすくなったりします。毛玉ができると毛根が引っ張られてかなりのストレスになりますし、べたついた毛はチンチラにとってイライラでしかありません。
毛づやの悪化やちょっとした温湿度の変化で抵抗力・免疫力が下がってすぐに風邪を引きやすくなりますので注意が必要です。
毛玉ケアに関してはこちらもご覧ください。

ペレットを強制給餌しないといけないことも

また10歳以降さらに後期高齢者になってくると、
ペレットもハードタイプからソフトタイプ(ぽろぽろ崩れるタイプ)に変更したり、さらに超高齢期になると、粉末のペレットをお水に溶かしてあげることも増えますので、ペレットの食いつきが悪いと思ったら、一度歯の負担の少なそうな柔らかめのペレットにしていくのも良いでしょう。
人間の介護と変わらない覚悟で気を引き締めるべきという事ですね!

ちなみに、固形のペレットを全く食べなくなった場合は、好きだったペレットをミルサーで粉末にして、お湯などでとかし、しっかり冷ましてからあげる方法や、もとから粉末になっている補助食品のようなものを水で溶かしてあげる方法がありますよ。
つまり強制給餌ですね。
強制給餌の方法はこちらに掲載しておりますので、チェックしてみてください。

ただし、勝手な判断で強制給餌を始めるのではなく、獣医さんに診せに行きましょう。どのタイミングで強制給餌に変えるのか、量はどのくらいをあげるのか、をしっかり相談してからスタートさせないと、ただ病気で弱っていただけという事もあり得ます。勝手な判断で食べたいものを食べられなかったり、治療が遅れてしまうと、大事に至ることもありますよ。

最後に

チンチラは犬や猫より長生きする子も増えています。それは、適切な飼育方法でかわいがってくださる飼い主の方が増加しているからです。
そういう方には私も敬意を表したい気持ちでいっぱいです。
私たちもそういう方に倣って、そういう方に近づけるように、小さなことからサポートをし、高齢になってもイキイキとしたチンチラでいられるように努力を怠らないように頑張りましょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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