飼育法

チンチラの部屋んぽの時間はどのくらい?理想のタイミングで遊ばせよう!

チンチラを飼育していると必ずと言っていいほど行うお世話と言えば、

「部屋んぽ」ですよね。

一応部屋んぽとは何?という方のために説明をすると、お部屋でするお散歩、という事で、通称「部屋んぽ」と言われていますが、
犬と違い外には連れ出さず、お部屋の中を探検させてあげたり、走り回らせてあげることによってチンチラのストレスを解消してあげたり、運動不足を予防したり、飼い主さんとのコミュニケーションを図る行動になります。

チンチラは夜行性になりますので、基本は夜が部屋んぽのメイン時間になってきます。
我が家もチンチラも普段昼間は眠っていますので、夜の9時から10時くらいの間に触れ合ったりコミュニケーションを取るようにしています。

そんな部屋んぽについてですが、インスタのDMなどでよくくる質問に、

「部屋んぽの時間ってどのくらい取ってあげたらいいのでしょうか」
「部屋んぽのタイミングってどのようにされていますか?」

というものがあります。

正直答えはこんな感じになるのですが、もう少し深く掘り下げてチンチラの部屋んぽについて知りたい!という方も多いと思いますので、
今回は『チンチラの部屋んぽの時間はどのくらい?理想のタイミングで遊ばせよう!』と題しまして、
よくある5つの性格や行動パターンについて解説するとともに、どのように向き合うべきかを解説していきたいと思います。

大前提:部屋んぽの時間にルールはない

まず、大前提としてお伝えするのは、部屋んぽの時間にルールはない、という事です。
何分させればいいのか、という事に関してですが、例えば部屋んぽをあまりしない(好まない)子でも、ケージの中で回し車をたくさん回していたり、きちんと上下運動をしている子なら運動不足にならないパターンもありますし、
逆に部屋んぽ中に全然動かずぼーっとしている子もいます。

何分させないといけない、これくらいさせないとだめだというのはあまりないのです。

人間でも毎日ジムに行って鍛えないと気が済まない人もいれば、読書が好きな人もいますよね。
チンチラだって同じなんです。その子にあった部屋んぽをするのが良いと思います。

ただ、時間の許す限り遊ばせてあげる、というスタンスだけは持ってあげてください。
毎日忙しいとは思いますが、例えば週末や休みの日はいつもより多めに遊んであげるなど、日常にもメリハリをつけてあげるとチンチラも上機嫌になってくれたり、より仲良くなってコミュニケーションが取れたりします。
毎日これくらいはやれ!という事は明言できませんが、スペシャルデーとしてたくさん世話をしてあげる日は作ってあげましょう。

そして、絶対やってはいけないことは、

飼い主都合で遊ばせてあげない事!(家にいるし都合も悪くないのに)

ちょっとしか遊ばせてあげられなかったとしても、「今日は飼い主がいるのに遊ばせてくれなかった!」と思われるより、「ちょっとだけ遊べた」の方がチンチラさんとしても気持ちの持っていきようはありますよね。面倒とかだるいという理由で遊ばせないなら、チンチラを飼育しないでほしいです。

部屋んぽが出来ずにイライラしてケージを噛んでしまう子もいます。その際はこちらを参考にしてみてください。

関連記事
チンチラがケージを噛むのはなぜ?原因や対処法を詳しく調査!

続きを見る

良いタイミングで部屋んぽをさせる努力を怠らないようにしましょう。

部屋んぽを5つのパターンに分ける

ではここから本題です。
たくさんのチンチラの話を見聞きしてきましたが、私が感じるに部屋んぽは大きく分けて5パターンあるのではないかと思います。
それは、チンチラの性格に寄り添った飼い主さんの努力の結晶でもあると思います。
それではそれぞれご紹介していきましょう。

その1:体内時計が正確な部屋んぽ

まずは、体内時計が正確なチンチラの部屋んぽです。
いつも決まった時間にケージの扉の前や、飼い主さんからよく見えるステージの前で健気に待っているパターンです。

そして、飼い主さんがケージの扉を開放すると、「待ってました!」と大はしゃぎして遊びに行くなど、楽しそうに行動をします。
(個体によっては飼い主さんの周りをうろうろしたり、おやつをねだるなど行動は変わります)

その間に飼い主さんが餌を替えたりケージの掃除をしたり、チンチラの相手をしたりと一定の行動をとり、
満足するとチンチラが自ら帰宅したり、飼い主さんの合図で帰っていきます。

こういう子は自分の中でしっかりと時間が決まっているのです。

部屋んぽはいつもこのくらいの時間からこの行動をしたらおしまい。
後は戻っていつも通り餌を食べて寝ようっと。

この子の中でルーティンにうまく組み込まれています。

もちろんもとからそういう子もいますが、飼い主さんとチンチラの中で合図を決めているパターンもあります。
例えば砂場をケージに入れたらおしまい、とか、決まった文句(「帰ろうね」「おやつの時間だよ」などパターンは様々)が飛び出せばおしまい、という風に長年かけて覚えたパターンもあります。

関連記事
チンチラが部屋んぽから戻らない!正しい戻し方やコツを伝授!

続きを見る

規則正しく毎日同じ時間に同じようにしている。それがチンチラにとってもちょうどいい。
手もかからないある意味理想にも思える部屋んぽの形ですね。

このチンチラが満足する時間というのが15分なのか30分なのか1時間なのか。
それは正直バラバラですが、飼い主さんがベストを見極めているからこそだと感じられます。

私が感じるベストな時間は、
チンチラがひとしきり遊び、そろそろお腹が減ったもしくは眠たいと感じているな(ぼーっとしているのが増えてきたな)というタイミングだと思います。
それを見極めてうまく誘導でき、なおかつ毎日ルーティンでできると、体内時計ばっちりのチンチラさんになってくれると思います。

その2:出て行ったっきり戻らない

続いてこちらも多いと思います。
部屋んぽに出ていくと戻ってこないチンチラさんです。

これは我が家もかつてそうでした。

出してほしそうだなと思い、ケージの扉を開けるとだーっと走り回ったりいろいろなところに登ったりして遊びます。
その後帰ってほしい時間になっても走ったり飛んだりは止まらず、すばしっこすぎて捕獲もかなわず4時間5時間部屋んぽにお付き合いしたことも。

とにかくケージより外が大好きなアウトドアチンチラさんなのです。
正直これでイライラしている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

でもよく考えてください。

臆病で震えてしまっている、うずくまっているよりもいいと思いませんか?
お部屋の中で遊んだり過ごすのがこの子にとって楽しくて仕方ないということは、この家で飼育されていることが居心地が良いと考えてくれているかもしれないのです。
こちらの方がお茶目でチンチラらしいなと思うと、イライラが減るような気がします。

ちなみにうちの子もこのパターンです。
そこで解決策として我が家でやったのは、トイレをケージでしてもらうように覚えてもらったことと、隙間という隙間を埋めるという事でした。
最初ケージの下の隙間に入り込んでしまい、眠ったりそこで持ち込んだおやつを食べてしまうなどして何時間も過ごされたことがありましたので、
この2つをしっかり行ったことでそのストレスはなくなりました。

ただ、結局捕獲が出来なかったので、おしっこをケージ内でしかしない、脱走しないサークルを用意することに成功した我が家では、
「部屋んぽさせ放題」にしてしまいました(笑)

現在はいつでも外に出られることにより、ケージにもいつでも入ってくれるので、病院に行く際の捕獲も簡単になりました。

部屋んぽさせ放題は難しいと思いますので、脱走できない強固なサークルと、どんな隙間にでも入られないような工夫をし、
抱っこの練習(捕獲の練習)を少しずつすれば解決に近づくかもしれません。

こういったタイプのチンチラさんは、30分やそこらでケージに戻すと、金網をガンガン音を立てて抗議したり、不機嫌になられることが多いです。
出来れば1時間くらいは遊ばせてあげたいところです。

その3:大して遊んでいないのに何も言わずに帰宅してしまう

続いては、そこまで部屋んぽしてくれないというパターンです。

いつも通り飼い主さんがケージからチンチラさんをそっと出します、そして一応外出。
そして何やらいろいろ偵察して走ったりその辺をうろうろするのですが、しばらくするとケージ内に戻り、
気付いたらハンモックやステージ、隠れ家の上で眠ってしまう・・・。

今はこの子のタイミングじゃなかったのかな、と思い違う時間に外に出してみても、
全く同じ反応で、飼い主さんとしては「え?もういいの?」となってしまうことが多いようです。

これについての理由は、

  • まだ飼い始めたばかりで部屋んぽ自体に警戒を持ってしまっているので安心できる場所にすぐ帰る
  • 運動がそもそも好きではない
  • (ケージ内に回し車がある場合)そちらの方が好き
  • ケージの中が居心地が良すぎてあまり部屋んぽよりもケージに居たい

というものが考えられます。
1つ目の理由であれば、次第に外に出る楽しみを見出したり、飼い主さんと遊ぶ事を楽しむようになるので時間の問題だと思うのですが、
残りに関してはその子の性格です。
部屋に戻って安心して眠っているようであればそのままにしてあげるのが一番良いでしょう。

もしももっと遊んでほしい、運動不足が心配という場合でしたら、
部屋んぽ中にその子の好きなおもちゃやかじるものを与えたりして気を引いたりするのも手でしょう。

人気のおもちゃなどについてはこちらの記事を参考にしてください。

しかし、個人的には飼いはじめ以外は強要しなくても良いと思っています。
あまりにも食べたり寝たりばかりを繰り返して太ってしまった場合は回し車を設置したり、食べる量を考える必要があるのかもしれませんが、
そうでない場合、飼い主さんが寝ている間にケージ内できちんと運動をしていたり、満足しての結果なのですから、個性だと思えばいいと思います。

ただ、大問題なのが
『ケージの外が怖い』と思っている場合です。

例えばチンチラさんが嫌がる行動(無駄にべたべたする、大声を出す、追いかけまわすなど)をして、部屋んぽが嫌いになっている場合もあるのです。
それが理由で部屋んぽをすぐやめてしまう場合は良くないですよね。

チンチラが苦手とする大きな音などはこちらをご覧ください。

一度チンチラさんと人間の付き合いを見直してみて、そのような様子もなくあまり部屋んぽをしない場合は性格だと思って優しく見守ってあげましょう。

その4:外で眠ってしまう

続いては部屋んぽに出したけど、部屋んぽ中にどこかで眠ってしまう、という場合です。
一見「ケージで眠ればいいじゃない!」と思い飼い主さんもイライラしがちなのですが、これは正直嬉しい事なのではないかと思います。

なぜなら部屋んぽ中は飼い主さんがいつでも触れ合えたりする時間です。
それなのに、眠ってしまうという事は、飼い主さんを敵と思わず仲間と思っているということにもつながるのです。
つまり、部屋んぽが安心できる遊びになっているという行動に思えます。

人間でも、天気のいい公園のベンチで眠ってしまったり、デート中に彼の車でうとうとしてしまったりするということは、
その状態が心地よいという証拠になりますよね。
それと同じと考えれば、その子にとって部屋んぽで眠る事こそいいリフレッシュになり、心地よいという瞬間なのです。

ただし、どこかの隙間に入って眠ってしまうと部屋に戻すのが大変だったり、そこでおもらししてしまう事もあり、チンチラの毛におしっこなどがついて不衛生になってしまいますので、隙間という隙間は埋めておくのが良いでしょう。
知らない間に眠っているかと思ったら家具を噛まれたり、コードを噛まれて断線させられたりすると困ります。

隙間を埋めても部屋のどこかで眠っていたり、心地よさそうにしてくれている場合は、喜んでいいと思います。

しかし、普段元気なのに今日は眠ってばかり、という場合

  • たまたま眠たい時間に部屋んぽさせてしまった
  • 体調が悪い

などの理由が考えられますので、あまり適した時間ではなかったという事が考えられます。
特に体調不良に関しては見てわかるくらいに元気がない、ということになります。小動物がこの状態になっていると危険なことが多いです。なぜならチンチラは捕食される側なので、このような様子を隠しておかないと自然界では食べられてしまうからです。
それも隠せないということなら相当な可能性もあります。
普段元気なのに今日は眠ってばかり、という場合は注意をして見守る必要がありますし、気になるならその様子を動画に撮影しておき、病院に行ったときに先生に見せるというのがいいでしょう。

その5:朝も夜も遊びたい

最後のパターンは、いつでも遊びたい!という元気なパターンです。
飼い主さんによっては、朝と晩に餌を入れ替えるという行動をしている方もいらっしゃいます。
また、チンチラによっては飼い主に合わせて夜中はしっかり寝て、朝と夜に活発になる子もいます。

もしも飼い主さんの時間が許すのであれば、このチンチラさんの気持ちに応える形で遊んであげても良いと思いますし、実践されている方も多くいらっしゃいます。
ただし、朝は特にバタバタするので30分だけ、と時間を区切っている家庭も多くみられますので、ルール決めをするのもありだと思います。

ちなみにうちの子は夜中回し車でせっせと遊んでいるので、朝から夕方まではほぼ完全に爆睡しています。
そのためたまに起きてきたときに撫でてあげたりおやつをあげることはありますが、朝は餌替えも部屋んぽもさせていません。起きてしまいます。

仕事をしているとどうしても厳しい可能性はありますが、朝も夜もこれだけ部屋んぽに前向きだったり、飼い主さんの様子を見て生活スタイルを変えてくるチンチラさんは愛しいと思います。
ただ、チンチラはもとよりかなり睡眠時間が長い生き物なので、
朝ちょっと遊ばせて昼に眠る、メインは夜の部屋んぽという風にメリハリをつけるのがいいでしょう。
夜メインで遊んでもらえれば、いつも通り夜中はしっかり眠ってくれます。

この場合は朝30分遊んだとするならば夜は1時間とか2時間、という風に時間を変えてあげるとストレスも分散するかもしれません。
ただしこの時間配分もチンチラさんの様子を見てだんだんとルーティン化すれば、その1の体内時計にもつながりますし、飼い主さんとしても育てやすくなりますので工夫してみましょう。

最後に

部屋んぽのやり方にはかなり差がある事がわかりました。
うちの子はよそと違う、どうしよう、と悩んでいた方も多いと思いますが、それは個性です。
体調が悪そうでない、怯えている様子もなくのびのびしているというのであれば、それでいいと思います。

チンチラが脱走してしまった場合の対処法や、部屋んぽの時の注意点などはこちらにまとめています。

関連記事
チンチラのジャンプ力はどのくらい?脱走したらどうすれば良いの?

続きを見る

このような内容を参考にして、より良い部屋んぽライフを満喫し、チンチラさんと仲良くなりましょう!!

それでは今回はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
PVアクセスランキング にほんブログ村


ランキングに参加しています。クリックで応援よろしくお願いします(^^♪

-飼育法

© 2020  よっこいぶろぐ。