飼育法

チンチラがケージを噛むのはなぜ?原因や対処法を詳しく調査!

チンチラの行動でよくみられるもののひとつに、

ケージの金網を噛み噛みするというものがあります。

噛むのではなく咥えているだけの子もいます(おしゃぶり代わりに咥えて寝る子もいます)。
咥えているだけ、唇で挟んでいるだけならあまり気にしなくてもいいのかな、と思うのですが、

場合によっては「がりがりがり」「ぎりぎりぎり」とすごい音を立てて金網をかじりまくる子がいるのです。

しかも、上記のツイート以外の問題として、チンチラは基本夜行性になりますので、活発な夜中とかにずっとがりがりされてしまうと場合によっては騒音問題に発展することもあります。
特に集合住宅にお住まいの方は隣近所からクレームが来てしまうと育てにくくなったり、引っ越しを余儀なくされる可能性もありますよね?

そこで今回は、『チンチラがケージを噛むのはなぜ?原因や対処法を詳しく調査!』という内容で、
理由と対策を詳しくお伝えしていこうと思います。

原因1:おねだりが習慣化している

まず原因の1つは、「おねだり」「要求」です。
要求の内容としてありがちなのがこちらの3つです。

メモ

  • 餌・おやつ等食べ物のおねだり
  • 部屋んぽをさせてほしいおねだり
  • カイカイやスキンシップのおねだり

それぞれの対処法を分析していきたいと思います。

また、おねだりが慣習化してしまうとケージをかじれば望みが叶うと思ってずっと噛み続けてしまいます。
事前に対策しておくことにより、ケージを噛まなくても大丈夫だと思わせ、そのうち噛まなくなってもらうことが大事です。

餌・おやつ等食べ物のおねだりの場合

まずおやつはあげすぎてはいけませんので、要求通りにいかないとしても、
もしも餌や牧草などのおねだりだった場合、普段あげている量が少ない可能性があります。

本当はもっと食べられるし、お腹もすいているのに、どうしてくれないの?もっと食べたいよ!という気持ちの表れかもしれません。
おやつやペレットにはあげていい限界がありますから、この場合はチモシーをもう少し多く入れてあげるというのが対応策になるでしょう。

チモシーに関しては獣医さんからも言われたことがありますが、むしろ食べ放題でもいいくらいです。
捨ててあるチモシーに関しては糞尿で汚れている可能性がかなり高いですし、チンチラも拾い食いをすることはあまりありませんから捨てるとして、
お皿やフィーダーの中にあるチモシーが空っぽになっていたら追加してあげましょう。

チモシーはかなりアゴと歯を使わないと食べられないので、不正咬合防止にもなりますし、噛んでいる間にお腹もだんだんと満腹感を覚えたり疲れて眠ったりすることがあります。アゴも歯も疲れてくると、ケージを噛まなくてもお腹も歯の伸びも満足する可能性がありますので一度挑戦してみましょう。

チモシーのおすすめはこちらを参考にしてみてくださいね。

部屋んぽをさせてほしいおねだり

続いて部屋んぽをさせてほしいという要求です。
これについて考えられることは、

  • 部屋んぽの時間が足りない
  • いつも部屋んぽのタイミングを間違っている

という事です。
時間が足りない、に関しては飼い主さんの都合ももちろんあるでしょうから強制はしにくいのですが、もしもお休みの日があったら長めに遊んであげる、おもちゃなどをケージ内にぶら下げるなどで対策がしやすくなる可能性があります。

おもちゃについてはこちらを参考にしてみて下さい。
特に部屋にぶら下げられたりかじるおもちゃの場合は、ケージをかじるよりこちらの方が楽しいと思ってくれたりストレス発散になる可能性もありますので、
Wで効果が期待できるかもしれませんよ。

続いてタイミングについてですが、
例えばチンチラさん的には夜の9時が一番元気な時間なのに、待ちくたびれた10時半くらいにいつも部屋んぽをさせてしまっている、というパターンですね。
その子が一番やる気があって元気な時に部屋んぽができていないため、疲れて眠いところをたたき起こされて、やる気のないまま外に出て、結局不完全燃焼で帰宅、という良くない状況です。

その子の一番活動的な時間を狙って部屋んぽができていますか?
今起きて餌を食べているな、今回し車を元気に回しているな、というタイミングは意外と同じなこともあります。
夜勤の仕事でどうしても、という場合はお休みの日にタイミングを見計らって遊んであげましょう。
もし夜は帰宅できている場合は、注意深く観察をしましょう。

おすすめなのが、カレンダーに時間を書くことです。

日付の下の余白に、例えば21時から22時半まで起きていた場合は21:00~22:30とだけメモをするのです。日記なら続かなくてもこれなら続けられるでしょう。
これを1週間もメモしておくと、その子の活動時間がよくわかります。
この時間に合わせて部屋んぽをするように飼い主さんの都合がつけられればばっちりです。

こうすれば、ケージをかじられる前に「今だ!」というタイミングで外に出してあげられますし、チンチラもノリノリなので飼い主さんの肩や足に乗ってくれたり、毛づくろいをしてくれる場合もあります。コミュニケーションを深め、より仲良くなれるチャンスですよ。

部屋んぽについての詳しい記事はこちら。

関連記事
チンチラが部屋んぽから戻らない!正しい戻し方やコツを伝授!

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カイカイやスキンシップのおねだり

次のおねだりはカイカイやスキンシップです。
部屋んぽをしたいわけではなく、アゴや耳の後ろ(個体によっては背中やお尻回り、鼻の頭という事も)などを撫でてほしいと感じていたり、
ただ毛づくろいをしてほしい、したい、という場合もあります。

また、グルーミング(ブラッシング)が大好きな子もいますので、そのパターンもあり得ます。

仲間として認めてくれているからこその合図ですね。

この場合、鳴き声で甘えていてくれたり、近寄ると目で何か訴えてきてくれたり、手を近づけると甘噛みしてくれたりとシグナルを出してくれていることがあります。
シグナルに気付き次第行動に移してあげましょう。
これだけ甘えてくれると可愛すぎますし、スキンシップを取ってあげるとさらに甘えん坊のべた慣れチンチラになってくれますから、飼い主さんも癒されること間違いなしですよ!!

鳴き声についての参考資料はこちら。

グルーミング用品についてはこちらも参考にしてみてください。

また、カイカイなどをしてあげることにより、猫でいうところの「ゴロゴロ」に値する歯ぎしりをしてくれる場合もあります。
心地の良いときの歯ぎしりなどはこちらのページを参考にしてみてください。

是非これを見てうまく対処してあげましょう。

原因2:ケージ内のトラブル・部屋の不満

続いて考えられることは、ケージ内のトラブルなど不満についてです。
さきほどお伝えした、餌が足りないという要求もある意味トラブルや不満の1つなのですが、

例として挙げると

注意ポイント

  • (砂場をケージの中に常に入れている人であれば)砂の中におしっこをしてしまったので不愉快である
  • ハンモックや隠れ家の中にフンが多く入っている
  • おもらしをしてしまって寝られない
  • 部屋にあったおもちゃを大破してしまい、もう遊ぶものがない
  • 怪我をしてしまって気付いてほしい

などという理由もあり得ます。

あとは、ケージを設置している部屋に対する不満もあり得ます。
例えばカーテンが少し開いてしまっていることにより、普段おひるねするポイントに直射日光が降り注いでしまいストレスを感じているとか、
外や部屋での生活音がうるさいという場合、
エアコンや暖房の風が直接当たってしまってしんどいという場合などです。

その場合のケージを噛む顔は、どことなく目が据わっていたり不機嫌な顔そのものです。
餌もある、部屋んぽもした、スキンシップもばっちり・・・という場合、ケージ内で不満なことがあってアピールしていることもあり得るのです。
一度細かくケージ内や環境を見直してひとつひとつ原因を探っていきましょう。

原因3:クセになり、歯のトラブルになる

最後にお伝えする理由、これが一番厄介なのですが、
歯のトラブルによって辞められないパターンです。

もともと例えば要求するためのケージ噛みだったのですが、これによって歯のバランスが悪くなってしまい、歯がかゆくなったり、不正咬合になりかけてかじる事を止められなくなっている場合があります。

ケージを噛むと飼い主さんがやってほしいことをやってくれる、こっちを見てくれる、という理由で続けていたはずが、
次第に特定の歯だけ削られてしまう、もしくは削り残しが出てきて次第に噛み合わせが悪くなってしまい、不正咬合になりかけたりなってしまうと、
歯がかゆくなったりストレスになります。
これによりどうしてもケージを噛むことがやめられないという悪循環に陥るのです。

不正咬合かも、と思った方はこちらをご覧ください。
初期症状から重度の症状まで掲載しております。

こういった症状が見られた場合は、病院に行きましょう。

こうして大量にケージをかじってしまうと、歯のトラブルだけでなく、ケージ自体にもトラブルが発生してしまいます。
ケージもある意味消耗品です。たくさん噛まれてしまうと次第にケージ自体も摩耗してしまい、メッキがはがれて誤飲してしまったり、何かがとがってしまったりと怪我や別の病気の原因になりますので、辞めさせないと危険です。

対策法1:よく噛む場所におもちゃを設置する

まず一つ目の対策ですが、いつもケージを噛むところに、木などののおもちゃを設置してみましょう。
これでケージの網目を遮ってしまうのです。

ケージの代わりにおもちゃを噛んでくれた方が歯の伸びにも効果的ですし、摩耗すれば取り換えればいいだけです。
また、取り換えることによって新しいおもちゃの噛み心地にチンチラも満足してくれる可能性があります。

例えばこのようなおもちゃを用意するといいですよ。

これなら値段も割と手ごろで金網のガードもできそうですね。サイズが数種類あるものもありますので、ケージのサイズに合わせてレイアウトを変えましょう。

対策法2:牧草にもっと硬いものも追加する

二つ目の対策として、歯がかゆいという場合の子や餌が足りないという子に有効だと思われるのが、チモシーの硬いものなど質を変えたものを併用して入れてみる、という内容です。
全部変えてしまっては今までせっかく食べていたチモシーを無駄にしてしまいます。
そこで挑戦として、いつも使っているものより茎がしっかりしているものや、硬いものを追加してみるのはいかがでしょうか。
これで食事にメリハリをつけたり、もっと歯を削りやすくするようにしてみるのです。

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お腹が減ってケージをガリガリしていたり、歯をもっと削りたいというストレスからがりがりしていた子であれば、これだけでもかなりストレスが緩和される可能性があります。こちらも不正咬合防止にも役立ちます。

動物園にいる動物などは毎日同じルーティンで生活をしていますが、飼育員の方は動物がダレてしまったりしないように少しずつ餌の内容を変えるなど工夫をしているそうです。それと同じような発想でやってみるのもいいかもしれませんね。
これで逆にもっと気に入るチモシーが見つかる可能性もありますので、一度検討してみてください。

最後に

ケージをかじる・噛むということは、何か理由があって行っている行動なことが多いです。
ちなみにうちの子はかつて部屋んぽをし放題にしていなかったころは、部屋んぽをさせてほしい、という理由で噛みまくっていました。
それでも多いと4時間くらい遊ばせていたのですが、とにかくケージの中よりも外が大好きな子でした。

今では部屋んぽさせ放題の部屋にしているので、ケージをかじる事はなくなり、ケージも物持ちがよくなりました。
もちろんさせ放題は難しいと思いますので、あくまでこうだった、という参考程度でお願いいたします。

原因がわかって解決すれば、騒音のトラブルや歯のトラブル、お互いのストレスも緩和されていくと思いますので、是非参考にしてみてください。

それでは今回はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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