病気

チンチラが餌を食べない時の理由は?よくある原因や病気を公開!

みなさんはチンチラを飼育していて

「あれ、今日うちの子全然食べてない・・・」
「いつもは飛びついてくるおやつに興味を示さない・・・」

等という、食に関する不調を経験したことはありませんか?

チンチラは捕食される側なので、弱っている姿を猛禽類や肉食動物に見られると狙われてしまう、とインプットされていることから、
少々体調が悪くても隠す傾向にあります。

ところが、そんなチンチラがご飯を食べないということは、一大事の可能性があります。

というわけで今回は、
チンチラがご飯を食べない時の理由は?よくある原因や病気を公開!と題しまして、
もしもチンチラが食欲不振になってしまったとき、考えられる理由で多いものをまとめてみました。
もしこれ以外の理由で掲載してほしい、追記してほしいという実体験がありましたら、是非問い合わせフォームやTwitter、Instagramなどでご連絡ください!

理由1:不正咬合

まず一つ目は不正咬合です。
不正咬合についてはこちらのページでかなり語っていますので、こちらをご覧ください。

食べたそうにしているのに食べられない、食べるのをあきらめるような仕草が見られるという場合は、不正咬合の疑いがあると思ってください。
また、少し神経質な子だと、ちょっとの歯の違和感でも食べません。まだよだれが出ていなくてもその場合は歯のカットが必要です。

病院に行ってあげましょう!

理由2:好き嫌い

続いては、好き嫌いです。
そんなお腹が減るまで食べないって頑固だな・・・と笑い事のように思われると思いますが、結構徹底して嫌いなものは食べません。
チンチラはグルメです。

うちの子はチモシーが嫌いです。チモシーミール(チモシーの粉末)が多く入っているペレットすら嫌います。
どんなメーカーのでも、どんな柔らかさでも全部嫌いです。
今でこそだんだんと食べるようになりましたが、

実は昔、うちの子はお腹がすいていても食べずに我慢してしまい、歯が伸びてしまったり、体重が減少してしまったことがあります。

運悪く好き嫌いが激しく、意地でも食べない性格の子に対して、
たまたまその子がお気に召さないペレットや牧草を与えてしまったら、ずっとじーっとして食べない、という事があり得ます。

ひとつの銘柄で食べなかったからと言ってあきらめるのではなく、何種類か試してみましょう。

チモシーランキングはこちら。

ペレットランキングはこちら。

是非参考にしてみてください。

理由3:神経質な性格

続いて性格上の問題です。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に餌をもらえないとリズムを崩してストレスになってしまう子がいます。
毎日夜9時、とかきっちり決めて餌をやらないと食べてくれないくらいの性格の子もいるのです。

また、例えばエアコンを変えた、除湿器を変えた、ペレットがいつものがなくて仕方なく類似品に変えた、というだけで食べない子もいます。
特に引っ越した、ケージを変えた(レイアウトだけでも変更した)という時や、お迎えして数日などは全く食べずに小さくなってしまう子もいます。

外で遊ばずにじーっとしてしまっている、その前後に環境の変化があった、という場合はこれを疑ってみるのもいいでしょう。

理由4:急に餌に飽きた

続いて好き嫌いとはまた違うのですが、今まで食べていた餌を急に食べなくなることがあります。
昨日まであんなにバクバク食べていたのに・・・私も何度も経験しました。

人間でもそうですが、ついこの間までタピオカミルクティーにハマっていたけど、飲みすぎて想像しただけで吐きそう・・・という経験ありませんか?
チンチラさんはグルメなので、急に飽きて食べなくなることもよくある事です。

その場合餌をチェンジするのですが、ガラっと変えるよりも、半分だけ新しい餌にしてみて、食いつきを比べてみるのもいいかもしれません。
それで新しい餌しか食べなかったら、古い餌から完全にチェンジしてみましょう。
食欲が戻ってきたらただ飽きただけだったということでほぼ確定だと思います。

理由5:夏バテ

夏によくありがちなのですが、エアコンで温度を保っていたつもりでも、やはりチンチラにとって夏は天敵。
特に夏真っ盛り!の時よりも、だんだんと暑くなって、湿度も高まって・・・という6月~7月くらいの梅雨に入って夏本番へ・・・というタイミングでバテることはよくあります。
うちの子も毎年一瞬食欲落ちます。いつもは残さないペレットが少し残っていたり、寝ている時間が増えたり、
ぐでーんと横になっていることが増えたりすることもあります。

この場合は、除湿器でもっと湿度を下げてあげる、エアコンの温度を様子を見ながら1度下げてあげる、
夏用の冷感(涼感)グッズを用意してあげる、などをすることで食欲が増進することもあります。

涼感グッズはこちら。

除湿器はこちらもご覧ください。

理由6:熱中症・脱水症状

続いて考えられる理由ですが、熱中症や脱水症状などです。
パッと見夏バテにも見えることがありますが、明らかにもう元気がなくて伸び切っています。
呼吸も荒かったり熱っぽいこともあります。

エアコンの温度を一定にしていたつもりがその子にとっては暑かったということがあったり、
病院の先生があまりチンチラのことを知らず「26度~27度でも平気ですよ」と教えてしまったりとなると、脱水症状になることは多いです。

例えば湿度20%の25度と、湿度80%の25度ではわけが違いますよね?
温度だけ見て湿度をしっかり管理しないと、すぐに熱中症や脱水症状でぐったりします。

温湿度計は必須ですからしっかり購入して管理しましょう!!

こんな感じで温度計・湿度計・時計などが一緒になっているとかなり便利ですよ。

温度や湿度管理のページはこちらもご覧ください。

関連記事
チンチラの適温・適度な湿度は?万が一の時の工夫も!【夏を乗り切ろう】

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理由7:発情期

本当にまれなのですが、発情期に夢中になりすぎてというか、自分でコントロールできずに食欲を失ってしまう子がいます。
また、その時だけ味覚が変わって、普段の餌を受け付けなくなる子もいます。
ずっと落ち着きがなく鳴いていたり(ワンワン・アンアンという小型犬のような声が多いです)しっぽをゆらゆら揺らしていたり、
飼い主の手にしがみついてきたり・・・といろいろなシグナルがほかにも見られると思います。

この場合は、数日で終わる発情期が終わるまで見守る必要がありますが、あまりにも食べないと大問題なので、
少しでも興味を持ってくれるその時だけの餌を探してみるのが良いです。
頑張って食べさせないと体重が減ってしまいますし、免疫力が下がって別の病気になるリスクが上がります。

もしもあまりにもコントロールできない場合は、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
その時ですが、発情期の様子などを動画撮影して見せるようにすればよりわかりやすいアドバイスを得られる可能性が高いです!

理由8:風邪をこじらせた(肺炎など生死にかかわる可能性も)

これも大問題ですが、お風邪をひいてしまって、それをこじらせて食欲がない場合です。
うちの子でもありましたが、春先にくしゃみをたまにするなぁと思って様子を見ていたのですが、ある日突然砂場で倒れました。
原因は季節性の風邪だったのですが、うちの子は気管支が少し弱かったことが判明。

あと少しで肺炎になるところでした。

この場合は、ぐったりしているはずなので、餌を目の前にやっても興味すら持たなかったり、全然動かなくて苦しそうに目を細めて寝ていることが多いです。
さすがに「あ!おかしいかも!!」と気づく方も多いでしょう。

でも、ここまで症状が出ていると、坂を転がり落ちるように症状が悪化してしまう事があります。うちの子もあと1日遅かったら死んでました、と獣医さんに言われてしまいました。
今では少しくしゃみをしただけで部屋の温度を少し上げてみたり、注意深く様子を見るようにしています。

理由9:餌の栄養素が不足している

安価で粗悪な餌の中には、チンチラにとって必要不可欠なビタミンなどの栄養素が不足しているものもあるそうで・・・。
それによって力が出なかったり(骨の形成がうまくいっていなかったり、栄養失調になっている)ということがあり得ます。
きちんとペレットを購入するときには、どの成分がどれだけ入っているというのがきちんと明記されているものを購入しましょう。
さらには、大手のメーカーが発売しているような安心のペレットを購入しましょう。レビューで評価が高いものも参考にするとよいでしょう。

原因がわからず病院に行き、栄養失調と言われてしまったら、獣医さんにお勧めのペレットなどを聞いて、用法用量を守って正しくあげましょう。
だんだんと体に栄養が回れば元気になります。

理由10:歯周病・齲歯(うし)

続いての理由は、歯周病や齲歯(うし)です。
齲歯とはいわゆる虫歯、歯周病は齲歯や歯根が伸びてきたことにより、歯と歯茎の間に細菌が入って起こります。

齲歯は繊維質の少ない食事や糖質の多いサプリメントをあげすぎたりすると置きやすくなります。人間でもおやつを食べすぎると虫歯になりますから同じですね。
口臭が気になるなと思ったり、よだれが多く出たり、歯ぎしりや口の中を痛がる様子が見られたら、不正咬合か歯周病・齲歯の可能性があります。
すぐに病院へ行きましょう。

理由11:胃腸系の不調

こちらも多い理由としてあげられるのが胃腸系の風邪など不調です。
よく見られるのが下痢や便秘、それによる腸の活動の低下です。

下痢について

ストレスですぐに下痢になる子もいるのですが、菌などにやられて下痢を引き起こすことももちろんあります。
菌ですと、ジアルジア・緑膿菌・肺炎桿菌等がありますが、ほかの病気やストレスなどで抵抗力や免疫力が落ちているとかかりやすいです。
ストレスであまり食べていなかったところにさらに調子を崩すというパターンもよく見られます。

下痢がひどいと脱水症状で命を落としますので、点滴や強制的に水分を補給させるのが必須になります。

便秘について

実は下痢より便秘の方が多いとも言われています。うちの子も何度かなりました。
ストレスで詰まってしまう場合もありますし、腸閉そくや運動不足などで詰まることもあります。
細くて短かったり、臭かったり、血が混じっていると危険です。

鼓脹症・うっ滞

また、下痢や便秘により、胃腸の動きがおかしくなり、さらにそれによりストレスがかかりご飯を食べなくなると、
牧草などの食物繊維が動かない腸にたまった状態になってしまいます。

これを放っておくと大変。この腸にたまってしまった食物繊維は発酵することでガスを発生させやすくするのです。
(人間がサツマイモを食べるとおならが出やすい、というのはこれが原因です)

どうしてチンチラがこの状態だと大変かというと、チンチラは人間よりも牧草を主食として食べ続けているので、腸の機能が弱まると、その小さな体にすぐにガスがたまってしまい、お腹を触ると張ってしまう、鼓脹症という状態を引き起こすからです。
こうなると大変。姿勢を何度も変えたり、だらりとしたり、よだれを垂らして体調悪くうずくまってしまう事もあるのです。

さらに、鼓脹症と似たような病気で消化管うっ滞というものもあり、こちらは不適切なバランスの餌をあげたり、食物繊維不足に陥ったり、
ストレスをかけすぎてしまったり、急激な温度の変化が起きたり、不正咬合で食べられない期間が増えたりすると、胃や腸の機能不全を起こしてしまいます。
鼓脹症とうっ滞は似たような症状が出るので、素人にはどちらかわからないと思いますが、確実に食べなくなってしまうので、ちょっとでもおかしな便が出たらその段階で病院に行くようにすればひどくならずに済みますよ。

理由12:結石

最後にお伝えするのが結石です。
人間でも男性に多いように、チンチラでも雄に多い病気である結石。すごい痛みに襲われて、排尿がしにくくなったり(呻きながらトイレをする、またはおしっこが出ない)、おしっこに白いものが混じるように。

さらに悪化すると頻尿、尿漏れ、血尿が出たりします。
さらに進むとご飯を全く食べなくなり、背中を丸めて痛みに耐えながら衰弱してしまいます。

チンチラの膀胱結石や尿道結石などは、手術をするのがほとんどです。ご飯を食べなくなっている場合は重症です。
すぐにでも手術の覚悟で病院に連れて行かないとだめですよ!!

最後に

いかがだったでしょうか。
もちろん食欲不振・食べない、という理由はほかにもいろいろあると思いますが、多い理由をまとめてみました。
中には怖い理由もあったと思います。

少しの変化の見落としが命取りになりますので、もしも食べないな、おかしいなと思ったら観察をしっかりするようにしてください。
不安なら何もしないより病院に連れて行くことを考えましょう!!

全国の病院リストはこちらをご覧ください。

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病院への連れて行き方はこちらをご覧ください。

強制給餌の与え方はこちらをごらんください。

それでは今回はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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